先日、千葉県にありますフタババギートラクトにて1/8GPバギーのウイングを色々と試してきましたので、その内容をご紹介させていただきます♪
今回は4種類のウイングを用意しました。
1.無限精機 ノーマルウイング
2.無限精機 ノーマルウイングを軽量化したもの
3.プロライン レキサンクリアーウイング (カットライン 一段残し)
4.プロライン レキサンクリアーウイング (カットライン いちばん下)
マシンは無限精機のMBX7R
タイヤはプロラインのインサイドジョブM4
ボディーはプロラインのブルドック Gen3 MBX-7 ボディを搭載
ウイングの高さは一番低い位置で固定し比較を行いました。
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①無限のノーマルウイングです。 ウイング搭載位置は一番前、低いポジションで固定しテストしました。
重さは53.05グラム
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②無限のノーマルウイングをドリルで穴をあけた軽量ウイングです。 ウイング表面と翼端板にデカールを貼り付けています。 MUGEN E1055 MBX7R デカール こちらもノーマルウイングと同様にウイング搭載位置は一番前、低いポジションで固定しテストしました。
重さは46.40グラム
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③プロライン レキサンクリアーウイング (カットライン 一段残し)です。 ウィッカービル(黒い樹脂のパーツ)は小さい方を装着し、ウイング本体とセンターフィンをアクリサンデーで接着し、使用しました。 ウイング搭載位置は前方のカットラインから27.5mm、低いポジションで固定しテストしました。
重量は47.65グラム
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④プロライン レキサンクリアーウイング (カットライン いちばん下)です。 ウィッカービル(黒い樹脂のパーツ)は小さい方を装着し、こちらもウイング本体とセンターフィンをアクリサンデーで接着し、使用しました。 ウイング搭載位置は前方のカットラインから27.5mm、低いポジションで固定しテストしました。
重量は44.75グラム
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走行比較
初めに、2014年に行われましたJMRCA 全日本選手権から使い続けている、「無限精機 ノーマルウイングを軽量化」したものから走行させてました。
全日本後、ずーっとこのウイングで走行を重ねているので、もはや基本パーツとなっています。 この走行フィーリングを全ての基準としました。
※写真は竹下様からご提供頂きました♪ ありがとうございます♪
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次に「無限精機 ノーマルウイング」を搭載して、その比較を行いました。 結果、「ノーマルウイングを軽量化」しているものよりも、リアグリップが高くなり、プッシュアンダーが強い傾向になりました。 また、リアのロール感もかなり異なります。 基準とした「無限精機 ノーマルウイングを軽量化」したものより、一周で0.4秒ほど遅いラップを刻むことに・・・。 重さ6.65gの差で走行フィーリングがかなり変化した結果となりました。 |
次は2014年の世界選手権でいきなりでデビューし優勝した話題のプロライン製ポリカウイング! 最初は思いっきりカットした(カットライン いちばん下)ウイングからテストしてみました。 結果・・・。 なかなかよいフィーリングで、心を奪われました(笑)。 ベストタイムも「無限精機 ノーマルウイングを軽量化」したものより、一周で0.3秒程速いラップを刻むことができました。 フィーリング的には、コーナーリングの回頭性がかなりよく、小さくコーナーを抜けることができるようになりました。 また、路面がヌルヌルしている個所なども、アンダーが出づらかったためタイムアップした可能性が高いと思います。
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最後は、プロライン レキサンクリアーウイング (カットライン 一段残し)ですが、先ほどの一番下までカットしたポリカウイングよりグリップ感が増し、「無限精機 ノーマルウイングを軽量化」したものとほぼ同じフィーリング、そしてほぼ同じタイムとなりました。
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1/8GPバギー用ウイングの比較 まとめ
各ウイングの重さを表記したことで、もうお気づきかと思いますが、ウイングの重量で走行フィーリングが変化することが良く分かりました。 ウイングの形状などでダウンフォースは変わると思いますが、形状よりも重さの方が大きいと思います。
一番重い無限精機のノーマルウイングは、マシンを前に出すことが簡単で、グリップの低いサーキット等で有効かと思いますし、加重移動を簡単に行うことが可能です。
「無限精機 ノーマルウイングを軽量化したもの」は、もはや自分の基準となるウイングとなっています。 このウイングベースでセッティングを煮詰めているので、ノーマルウイングがグリップしすぎるのは当然かもしれません。 ですが、マシンの動きなどノーマルウイングにはないフィーリングを得ることができますし、ポリカウイングと違いクラッシュなどでウイングが壊れること等が少ないため、長丁場のレースなど安心してレースをすることが可能だと思います。
ポリカウイングは一番ダウンフォースが少ない(カットライン いちばん下)タイプが、今回テストした路面では一番のフィーリングでよいタイムを出すことができました。 ですが、ウイングの製作が結構大変なこと、クラッシュした際のウイング破損などを気にして走ることになります。 破損の事を書きましたが、約1.0mm厚のポリカでできているため、クラッシュしても壊れることは有りませんでしたが、すごいクラッシュをすると壊れる可能性を秘めているのは事実です。
当然ですが、路面コンディションで使い分けることになると思いますが、 予選はポリカウイング 決勝は「ノーマルウイングを軽量化したもの」 でと考えています。
皆さんも色々なウイングをテストしてみてください。 きっと好みのウイングに出会えると思います♪
最後に、軽量ウイングをスパイラルにて販売することにしました♪ カラーは、ブラック、ホワイト、イエロー、オレンジ(スパイラルオリジナルカラーです。)の4色展開です。 意外と頑丈ですので、長持ちすると思います。
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※今回記載しました内容は個人的な感想です。環境などによりまったく反対になる場合もありますので、ご参考程度にお願いいたします。
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