SSLとは？SSL導入の準備
まず先ほどの章でご紹介した、
『2つのサーボを、ショートYハーネスを使用してつなぎ、レシーバーのBATに接続！』
ですが、
これは、SSL機能を使用します。
SSLとは？？
サンワ シンクロナイズド リンク
の略で、
SSL対応レシーバーと接続されている、SSL対応PGSサーボシリーズやSSL対応ブラシレスESCなどを、
CODE 10機能を持っている三和製プロポを使用しSSL対応サーボやSSL対応ESCの設定をダイレクトに変更できてしまう、夢のような機能なんです。
プログラマブルサーボやブラシレスESCを例に簡単に説明すると、
従来のプログラマブルサーボ（ブラシレスESC）は、
・走行後や走行途中にいったんマシンを止め、操縦台から降り、プログラムカードなどをプログラマブルサーボ（ブラシレスESC）と繋ぎ、設定を変更
↓
・サンワのSSL機能は、操縦台から降りることなく、SSL対応プロポで、SSL対応PGSサーボシリーズ（SSL対応ブラシレスESC）の設定ができてしまうのです！
すごくないですか？
この機能を使用してしまうと・・・。
他メーカーの商品を使用できなくなるほど、便利なんです（汗）。
前置きが長くなりましたがSSL導入の準備に進みます！
SSL導入の準備
M12Sでの紹介になります。
使用するプロポで少し違うかもしれませんが、ご了承ください・・・・
CODE 10機能を持っている三和製プロポとSSL対応レシーバーのバインド（ペアリング）をします。
これはどのメーカーも一緒だと思います♪
■まず、『SYSTEM』→『BIND』を表示させ、この時に！！
TELEMETRY（テレメトリー）の設定を→『ON』にしちゃいましょう♪
ついでに、レスポンスモードも、CH1とCH2をそれぞれSSRに変えちゃいます！
レスポンスモードは、ご使用のサーボ・ESCによって変わってきますので、ご自身の環境で変更してください。
そして、プロポと受信機をバインドします。
テレメトリーを『ON』にすることで、SSL対応ブラシレスESCの場合、モーターの回転数や、出力バッテリーの電圧、ESCの温度、センサーが付いているブラシレスモーターの温度などを、SSL対応プロポでほぼリアルタイムでモニターできます！
これがまたかっこいいんです♪
SSL対応PGSサーボシリーズの場合は、PGS SETTING GEARが別途必要ですが・・・。
サーボ内部の温度、電流、電圧、ボリューム位置データをほぼリアルタイムでモニターできます。
これ、まだ試したことがない方は一度試してみると、虜になると思います♪
CODE10の設定
M12Sでの紹介になります。
『SYSTEM』→『AUX TYPE』を表示させます。
ここで、『AUX1』と『AUX2』の2項目があります。
■AUX1 → SSL対応（CODE10対応）ブラシレスESC を設定
■AUX2 → PGSサーボシリーズ を設定
となります。
ここでは、 PGSサーボシリーズを設定していくので、
『AUX2』を『CODE10』に変更します！
SSL対応（CODE10対応）ブラシレスESCの設定を変更する場合、下記写真のように
『AUX1』を『CODE10』に変更します
今回は
■AUX2 → PGSサーボシリーズ を設定
すので、AUX2のCODE10の項目名を設定します。
『RACING』→『CODE AX2』を表示させます。
デフォルトでは下記のような状態で、CODE01からCODE10までありますが、ここでは、CODE01からCODE07までの項目名を下記のように手動で変更します。
CODE01 → SSL-CH
CODE02 → STRETC
CODE03 → BOOST
CODE04 → D-BAND
CODE05 → MV-MID
CODE06 → MV-END
CODE07 → BRAKE
頑張って項目名を変更しました♪
これ、結構面倒なんですが・・・。
サンワさんのWebページ、M12Sなどの商品紹介ページに、
「システムプログラム&アプリケーション」
なるものがあり、PCとプロポをつないで、先ほど作業した「項目名の設定」を一発で変更できるのですが・・・。
説明書をダウンロードしてみたのですが結構面倒そうで（笑）・・・。
手動で行ったほうが簡単で早いと思います♪
SSL CHの設定へ続きます。
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