エンジン各部パーツ

エンジンをばらばらにしちゃいました♪
使用すると、熱などが加わりスリーブが抜けづらくなったり、キャブが外れづらいなどありますが、新品のエンジンは各部がスルスル外れて気持ちが良いです！！
※まれに新品でもスリーブが抜けにくいものもあったりします（笑）。

ピストンとスリーブでスリーブを撮ってみました♪
まずはメインの掃気ポートから♪
比較対象が無いので良く分かりませんが・・・（笑）。
次回エンジンをご紹介する時は、比較できるように準備します！

キャブ側に空いているもう一つのブースター掃気ポート♪

そして排気ポートです。 
従来よりも排気ポート面積を増やしています。
大き過ぎると、スリーブが落ちる可能性も増えるので、柱を立て補強されています。
それに伴い、クランクケースの排気も削られていました♪
クランクケースはうん十年前のエンジンと比較するとリブなどがかなり多くなっています♪
強度アップとクーリング対策にはとても有効なのだと思います！

エンジンヘッドはいつもながらとてもクールなデザイン♪
写真を撮ってから気が付きましたが、ロゴが真上にくるように撮るべきでした・・・（笑）。

B2101エンジンよりも更に外径が大きなインナーヘッドを装備、それに伴いインナーヘッドが収まるように加工されています。
B2101に、この21XZ-B SPEC3用ヘッドを装着する場合は、インナーヘッドとアウターヘッドを同時に交換しないと付きません・・・。
これからリリースされる、B2102エンジン用インナーヘッドも外径が大きいタイプとなるので、もしB2101にB2102用ヘッドを装着する場合は、インナーヘッドも交換した方が良いかと思います♪

タングステンウエイトとDLCコーティング、ポッティングが施されたクランクシャフト！
DLCコーティングは摩耗や腐食を抑える効果はもちろんのこと、低摩擦性にも優れている大変高級なコーティングなんです♪

キャブレターは定評のある21J型を採用、そしてサーモインシュレーターが新型に！！

バックプレート（カバープレート）は旧エンジンのスペック2と共通でした。

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ブレークイン編へ続きます。