MUGEN SEIKI MBX7R / MGT7 キット製作編

駆動系関連の組み立て

MBX7RキットとMGT7キットは、まずデフ周りからの組み立てになります。 

最初にデフの中に入れるシリコンOリングをキットに同梱している3000番のデフオイルで少しの時間浸しておきます。(長時間付け込み過ぎると、Oリングが膨張しすぎるので、ほんの数分でOKだと思います。

デフにOリングを入れる際はティッシュなどの上に一度Oリングを置き、余分なオイルをティッシュに吸ってもらい、デフの中に入れると良い感じになります♪
デフの中のシリコンOリング
この後、デフ関連の金属系パーツをクリーナーで脱脂します。 私はティッシュの上にパーツを置き、クリーナーをぶっかけるだけ・・・で終わりにしています(笑)。
クリーナーはホームセンターなどで安く売っていますが、油分などあまり取れないのでご注意ください。
お勧めはワコーズ製のWAKO’S A188 BC-8 ブレーキ&パーツクリーナーがお勧めです! 剥がれやすい1/8バギー用タイヤの接着時にもこのクリーナーを使用し脱脂しています。
金属パーツの脱脂

カップジョイントのグリスアップは必ず行います。
グリスはキットに同梱されているスーパージョイントグリスを塗ります。
カップジョイントには溝が掘ってあり、ここにグリスが溜まるように塗っていきますが、写真のように結構適当です♪
カップジョイントへのグリスアップ

説明書通り組み立てていきますが、センターデフに入るカップジョイントのみ違いますのでご注意ください。
スパーギヤにセンターデフカップを先に入れておくと間違えないと思います♪
また、写真に5.5ミリのボックスレンチを押しあてていますが、シリコンOリングが奥まで入らないので使用しています。
これでも奥まで入らないので、今度良い方法を無限の方に聞いておきます♪
このOリングが出っ張っていると、デフギヤのバックラッシュがきつくなり、スムーズなデフを作ることができません・・・。
走行すれば「デフギヤ18T」は押される方向になるので、Oリングをきっちりと入れてくれますのでご安心ください。
ですが最初はデフが硬くなり、バギーだとリヤグリップが薄くなったりするかもしれませんが、2、3タンクでこなれてきます。
MGT7にはセンターデフはありませんので、前後のデフ2つとなります。
5.5mmのボックスレンチでOリングを押しこむ
デフの中に入るデフギヤは全部一気に組み立てるのではなく、写真のように「デフギヤ18T」を入れてから写真のようにオイルを入れ、「デフギヤ10T」などを組み込むようにしています。 特に粘度の高いデフオイル等を入れるときなどは、奥までオイルが行き渡らないなどのトラブルを防止することができると思います。 
まずはじめにデフオイルを少し入れるの図
デフシャフト(C0222C)の入る部分にもデフオイルを入れるようにしています。
写真では少し多めにデフオイルが入っていますが、カップをくるくる回して全体にオイルが行き渡るようにします。 奥まで行き渡ると、少しオイルの量は減ると思います。
多く入りすぎたオイルはティッシュなどに吸い込ませることで簡単に調整が可能です♪
デフシャフトが入る溝にもオイルを!
デフパッキンにはスーパージョイントグリスを塗り込むことで、デフの分解時にも簡単にはがすことができます♪
デフパッキンにもグリスを♪
最後に悪あがきです(笑)♪
先ほどのOリングをなじませようと努力している図です。
カップには穴があいているので、写真のようにレンチを差し込みひっぱりながらカップをぐりぐりまわしています。
これで結構スルスルなデフが出来上がったりしますが、それでも新車の時は巻き癖が治りません・・・。
(先ほども書きましたが、2、3タンクも走れば巻かなくなります♪)
デフへの最後の悪あがき♪
センターユニバーのイモネジは必ずロックファーム リキッド(ネジロック剤)を少量塗ります。 無限のネジロック剤はものすっごい強力なので、写真のように少しで充分な効力を発揮します♪
付け過ぎた場合はティッシュなどで軽く触れば、良い感じに取れてくれます♪
ネジ山の間に少し付くくらいが目安です。
センターユニバーのイモネジは2つ使いますが、必ず2つのイモネジにネジロックを塗ってください。 塗らないとほぼ外れると思います♪

ユニバーのコマ等にもグリスを塗るのが鉄則ですが、最近は塗っていません・・・。
塗らずに組み上げています。
詳細は後ほど・・・。
MBX7RAsse29
先ほどのネジロック剤を塗ったのにもかかわらず・・・。
センターユニバー関連は本当に緩みやすいので、無限のレンチをこのようにクロスして思いっきり鬼締めしています。
もちろん外す時もこのようにレンチをクロスしないと外れません・・・。
MBX7RAsse30
デフのバックラッシュは一番ゆるくなるようにワッシャーを2枚写真のように入れています。
バックラッシュはギヤケースの蓋を閉め、ネジを締めてから見るようにします。
この時にデフが左右に少しだけ動くようであればOKですが、動かないようであれば先ほどのシムを一枚ぬきます。
ここも駆動が伝わるとバックラッシュが大きくなる方向にデフが動くので、そのあたりを加味しながらバックラッシュ調整を行います。
ですが大抵新品キットの場合は、写真のシムの状態で問題ないことが多い気がします♪
MBX7RAsse31
写真のように数か所、スーパージョイントグリスを塗ります。
グリスを塗ることで、ギヤの摩耗を抑えることが可能です♪
MBX7RAsse32
こちらはMBX7Rだけですが、フロントバルクのセンターユニバーが入る樹脂部分を写真のようにカッター等で削っておくと良いかもしれません。
もちろん反対側も同様に削ります。
サーボセイバーが働く際に若干ですが、ギヤボックスと干渉することがあるのですが、それを防ぐために削っています。
オンロードのMGT7は削らなくても大丈夫だと思います。
MBX7RAsse325

サスペンション関連の組み立て へ続きます。

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