ダンパ/エアークリーナー/ボディーマウント組み立て
最初にダンパーの中に入れるシリコンOリングをキットに同梱しているオイルで少しの時間浸しておきます。(長時間付け込み過ぎると、Oリングが膨張しすぎるので、ほんの数分でOKだと思います。)
ダンパーシャフトにピストンをナットで固定しますが、私はあまり強く締めこまないようにしています。
目安としてピストンを手で回せるギリギリの所までナットを締めこむという感じでしょうか・・・。
強く締めこむとピストンが変形してしまうのでは?という思いからなのですが、いままでシリンダー内でピストンが外れた!ということは一度もないので大丈夫だと思います♪
あともう一点♪
ダンパーシャフトを固定する際はラジペンなどでじかにシャフトをつかむのではなく、専用の工具を使用するとよいと思います。
TAMIYA 42276 ダンパー用プライヤー
RDRP RDRP0005B ウルトラグリッパー
KM GROUP KMR-A035 ダンパーシャフト専用ペンチ
あたりが便利だと思います♪
どのジャンルのラジコンでも同じですが、ダンパー長は左右同じ長さになるように必ずノギスで測定し、ロッドエンドを閉め込みます。
MBX7Rの場合はフロント32mm/リヤ41mmになるようにします。
MGT7の場合は前後同じ長さで19mmになるように調整します。
ここ、結構重要だと思います♪
ダンパーオイルを入れ、シャフトを上下させ気泡を抜きます。
気泡を抜いた後にダンパーキャップを締めますが、その前にダンパーシャフトをシリンダーに押しこみます。
数値は下記に記載しています♪
ダンパーシャフトを下記に記載している数値分になるように押しこみ、ダンパーキャップをゆっくりと締め、余分なダンパーオイルをダンパーキャップの小さな穴から出す作業をしながらキャップを締めこんでいきます。
・MBX7Rの場合の押しこみ量は20mm
・MGT7の場合の押しこみ量は15mm
が指定となっていますが、この押しこみ量でダンパーオイル量が変わることになります。
この押しこみ量で走りが変わってきます♪
是非色々と試してみてください!
入れたオイルの番手を忘れないようにマジックでダンパーキャップに記載しておくと便利です♪
ダンパーエンドボールには向きがあり、台座がの厚みが違っています。
このボールは、ダンパーの取り付け位置を前後方向に変更でき、この向きでグリップ力等が変わってくるそうです♪
左右で位置が同一になるように取りつけます。
デフォルトの位置は取り説をよーく見て間違えないように取りつけてください♪
MBX7Rの場合、ダンパーブッシュの下側にビスが来るように、サスアームにねじ込んだリバンドストップアジャストスクリュー(E0183)でリバウンドを調整します。
この状態がフルリバウンドとなります。
私はフロントがフルリバウンド
リヤはフルリバウンド状態から180度ネジを締めこみ、リバウンドを減らした状態を基準としています。
MGT7は後にご紹介しますが、アライメント調整で行います♪
エアークリーナーはMBX7Rの場合、フューエルガードとネジ止めすることができるので一度仮組をし、フューエルガードと燃料フィルターの穴位置を合わせます。
MGT7では固定しませんが、一度写真のように仮組みをした方が無難です♪
説明書ではナイロンストラップでゴムとプラを固定となっていますが、私の場合瞬間接着剤で固定しています。
その際クリーナーなどで脱脂してしてくださいね♪。
瞬間で固定する際はスポットノズルを使用するとかなり便利です。
ノズルはライド製が一番割安なのでお勧めです♪
乾燥するまで待つより、硬化促進剤などを使用すると綺麗に仕上がります。
エアーフィルタースポンジにエアーフィルターオイルをしみこませます。
この時、キットのパーツなどが入っているビニール袋を利用すると手が汚れないと思います。
袋にエアーフィルタースポンジを入れ、スポンジにオイルを染み込ませますが、外側からオイルを染み込ませるのでなく、フィルター内部からフィルターオイルをいれます。
フィルターを揉み、白い部分がなくなるようにオイルを足しながら写真のように染み込ませていきます♪
バギーではこのフィルターがエンジンを守る生命線です!
もし、フィルターオイルがちゃんと染み込んでいなかったりすると・・・。
その部分から埃が侵入し、エンジンに砂が入ってしまいます。
埃の多い時等は、こまめにエアーフィルターは交換した方が良いと思いますよ。
バギーはほぼここで完成です♪
後はウイングを付ける位でしょうか?
ですが、MGT7はあと少し工程が有ります。
前後のボディーマウント関連が残っています♪
MGT7 ボディーマウントの組み立てへ続きます。